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技術学習支援
キューブファクトリーシリーズ『マイコンカート』新発売

(掲載日:2000/12/08)


 

キューブファクトリシリーズの新製品・赤外線センサロボ『マイコンカート』が2000年12月8日発売となりました。
『マイコンカート』は、マイクロコンピュータを搭載した自立型2輪駆動ロボット。同日発売した『ハイパーキューブNet』のキューブベーシックで作成された制御プログラムに沿って動作します。
キューブベーシックと合わせて、プログラムの作成やコンピュータを用いて計測・制御などが学習できる、中学校技術・家庭科「情報とコンピュータ」に対応した教材として開発されました。

- 記 -

品名
『マイコンカート』
発売日
平成12年12月8日
概要
  • ○計測・制御の要素
    2つの赤外線発光ダイオードから出た赤外線は、障害物に当たって反射します。その反射光を光センサーが感知し、マイクロコンピュータが制御プログラムに従ってモータをコントロールします。走行スピードは前進・後進ともに7段階の変化が可能です。
  • ○キューブベーシックによる制御プログラムの作成
    キューブベーシックの厳選された30語の命令語(BASICライク)の中には、制御機器(マイコンカート)へデータを入出力させるための制御用命令語が含まれています。それらの言語を使用して作成した制御プログラムは、転送ケーブルによる直接転送と光転送ユニットによる赤外線転送の2つの方法でマイコンカートへ転送可能です。
  • ○キューブベーシックによるシミュレーションが可能
    作成した制御プログラムは、キューブベーシックのシミュレーション機能によって動作確認ができます。シミュレーションエディタにて作成した走行コース(コンピュータ上)を、『マイコンカート』がプログラムに従って走行します。
  • ○RSC機能
    電池の消耗具合(電池電圧)によって動作(モータの回転数)が変化する、という問題を改善するためにRSC(リアルタイムスピードコントロール)機能(※)を搭載しました。RSC機能の搭載により、マイコンカートが電池電圧をモニタしてモータの回転数をコントロールするため、電池電圧の影響を受けにくくなっています。〈※特許出願中〉
  • ○4種類のプログラムが記憶可能
    記憶可能なプログラム数は4種類。プログラム選択スイッチ(ディップスイッチ)の切り替えにより、実行するプログラムが選択できます。
  • ○TVリモコンによる制御も可能
    ソニー互換のTVリモコンを使えば前・後進、左・右回転、速度変化の制御が可能です。

 

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