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浜松市にて『情報教育を学びたい人のための情報教育セミナー』が開催されました

(掲載日:2001/11/21)


西遠総合教育センター

11/17、浜松市教育委員会主催による「情報教育を学びたい人のための情報教育セミナー」が西遠総合教育センター(静岡県浜松市)を会場に開催されました。
休日にもかかわらずセミナーには地域の先生方が多数お集まりになり、先生方の情報教育への関心の高さがうかがえました。 

セミナーは午前に情報教育の模擬授業体験、午後には堀田龍也先生(静岡大学助教授)による講演及び、研修での作品発表、実践発表が行われました。

午前中の研修では、先生方が模擬授業を通じ情報機器を利用しながら学習を進めていく過程を体験することによって、総合的な学習の時間における情報教育の授業イメージを体験的に学びました。
参加された先生方は5人程度のグループに分かれ、総合的な学習の時間の流れに沿い、「活動計画を立てる」、「取材に出かける」、「取材したことをまとめる」作業を行いました。

5人程度のグループに分かれ、「計画を立てる」活動を行い、グループの学習テーマを決めました。
その後グループ毎に西遠総合教育センター近くに取材に出かけました。
デジタルカメラを使っての撮影や、地域の方へのインタビュー、取材メモを取る姿がありました。
 取材の成果をグループ作業でキューブページを使ってまとめました。一人ひとりが担当のページを作成し、共同編集を行います。

午後からは、堀田龍也先生(静岡大学助教授) による講演「情報教育の実践を進めるポイント」をいただきました。堀田先生は午前に行った模擬授業体験を受講者に振り返ってもらい、体験活動を通じてわかったこと、できなかったことを確認してもらいました。そして、既に情報教育の取り組みを行っている学校の実践例を紹介していただきました。
まとめとして「教師として考えて欲しいこと」を解説していただき、「調べてまとめて伝える」授業の理論的意味づけを行っていただきました。 

   
堀田龍也先生による講演 講演会場は満員となり、熱心に堀田先生の講演に耳を傾けていました

そして、午前中の研修成果発表、浜松市内の小学校での実践事例発表が行われました。

   
研修作品の発表 実践事例発表

浜松に本社を置く弊社も当セミナーに協力させていただき、新教育用統合ソフト『ハイパーキューブねっとJr.』を使用いただきました。模擬授業の「まとめる」活動においてご活用いただき、大変好評をいただきました。
「キューブページ」を使ったグループでの共同編集は今回のような短いスケジュールの研修でも簡単かつ効果的に「まとめる」活動を行うことができました。子どもたちが活動を行う学校教育現場において有用なツールであるとの認識を新たにしていただけたのではないでしょうか。

 

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