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静岡理工科大学浜松情報専門学校にて
高校生による<ロボチャート>競技会が開催されました

(掲載日:2008/02/20)

大会パンフレット

ロボットの最終調整
大会本戦を前に、参加の高校生はロボットのプログラムを最終調整する。

浜松情報専門学校2/16、学校法人静岡理工科大学浜松情報専門学校(静岡県浜松市)にて、スズキ教育ソフトのプログラミング入門ソフト<ロボチャート>を使い、高校生がプログラミングの腕を競う大会「ロボチャート競技会」が開催されました。

この競技会は、技術者不足が懸念される情報処理分野の楽しさを高校生に知ってもらうことを目的に同校主催で開催されました。静岡県西部地区の高校7校のパソコン部などから約60名の生徒が参加。競技に使用するソフトウェアには、スズキ教育ソフトのプログラミング入門ソフト<ロボチャート>が採用されました。

大会の様子

同ソフトは、中学校<技術分野>や高校<情報>でのプログラミング学習向けソフトウェア。プログラミングの学習においては、論理的な思考力、順序立てて問題解決する能力を育成することが求められますが、これまでの言語を介しての実習による文法の習得を<ロボチャート>は必要とせず、プログラミングの本質であるフローチャート(流れ図)をドラッグ&ドロップの簡単な操作で組み立て、プログラミングの基本的な考え方(順次構造、選択、繰り返しなど)を学習できるようになっています。

プログラミング入門ソフト ロボチャート

ロボットを最終調整大会当日、練習試合で生徒自身が作成したロボットを操るプログラミング技術を競い、相手ロボットの行動パターンや自分のロボットの弱点を把握し、プログラムの調整を行い、本戦のトーナメントに臨みました。

大会に使用された<ロボチャート>の「スペースロボチャート」モードでは、自分のロボットを思い通りに動作させるプログラム作成の技術を競います。自分のロボットを単純に動かすだけのプログラミングだけではなく、周りの状況(相手のロボットの動作や攻撃)に対しての状況判断と対応についての指示がロボットの勝敗につながるので、対戦相手を上回る高度な論理的思考力が要求される競技モードです。

ロボチャート大会表彰式ロボチャート大会表彰

参加チーム引率の工業高校の先生より、「今大会に向けて部活動で<ロボチャート>でのロボット作成プログラミングに取り組んできたが、プログラムの考え方を理解するのに最適なソフトだと思います。ゲーム的な感覚もあり、生徒それぞれに工夫をこらし、非常に興味を持って主体的に取組んでいました。“情報”の授業でも活用したいと思っています。」とお話いただきました。

 

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