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静岡理工科大学浜松情報専門学校にて
高校生によるプログラム競技会「ロボチャート大戦2011」が開催されました

(掲載日:2011/02/18)



プログラムとプログラムの白熱した戦いに実況も熱が入っていった。

 

 

2/12(土)、学校法人静岡理工科大学浜松情報専門学校(静岡県浜松市)にて、スズキ教育ソフトのプログラミング入門ソフト〈ロボチャート〉を使い、高校生がプログラミングの腕を競う競技会「ロボチャート大戦2011」が開催され、白熱の頭脳戦が展開されました。

浜松情報専門学校

本競技会は、「浜松情報専門学校」・「静岡デザイン専門学校 浜松校」の共同イベント“Creator's SUITE 2011 ~ジョウネツカイホウ~ ”の一環として開催され、今年で4回目を迎える本競技会には、静岡県内の高校7校、そして愛知県からも1校、計8校から23チームが参加。競技に使用するソフトウェアには、スズキ教育ソフトのプログラミング入門ソフト〈ロボチャート〉が採用されています。

各参加校では「情報」の授業や、部活動等において、〈ロボチャート〉を活用し、プログラミング技術を研究し、磨いて、この競技会を目指して取り組んできました。本競技会ではその技術力や作戦のコンセプト・発想・アイディアが試される場でもあります。

大会に使用された〈ロボチャート〉の「スペースロボチャート」モードは、アルゴリズムの設計によりチーム3体のロボットを思い通りに制御するプログラム作成の技術を競います。
大会では個々のロボットを単純に動かすだけのプログラミングだけではなく、チームとしてロボット3体の連携した作戦の組み立てや、周りの状況(相手のロボットの動作や攻撃)に対しての状況判断と対応についての指示がチームの勝敗につながるので、対戦チームを上回る論理的思考力と作戦の発想が要求されます。

プログラミング入門ソフト ロボチャート

 
今回の競技会用に特別に用意されたステージ上には、製品版のステージには無い障害物「隕石」が配置されました。「隕石」はロボットや弾の障害となり、これを上手く利用できるか否かも、プログラミングの腕の見せどころとなりました。


コンセプトシートの展示。各チーム毎にプログラムの工夫や戦略のアイディアなどが文章やイラストで表現されている。


アルゴリズム部門では、何を作りたいのか、コンセプト通りの動きがフローチャートに表現できているか、再現性はもちろん、フローチャートから読み取れる制御の明確さといった点が評価された。

 

チーム戦部門は、トーナメント形式で行われ、静岡県立掛川工業高等学校「先駆者」チームが参加23チームの頂点に立ち、優勝しました。


そして、勝敗による競技だけではなく、「コンセプトシート」とプログラム内容による、アルゴリズム部門の審査では、浜松工業高等学校「とろろ」チームが優勝しました。
大会エントリーの際に各チームが「コンセプトシート」を文章にまとめて提出しており、チームとしての戦略の特徴や、それぞれのロボットの動きを解説した「企画書」とも言える資料が会場にパネル展示され、各チームのロボットがコンセプト通りの動きをフローチャートで表現できているか、その再現性やプログラムの組み立てが評価されました。

 

今回のロボチャート競技会の結果は以下の通りです。

〈チーム戦部門〉

【優勝】
「先駆者」チーム(静岡県立掛川工業高等学校)
【準優勝】
「ブラックマッペ」チーム(静岡県立吉原工業高等学校)
【第3位】
「TTO」チーム(静岡県立掛川工業高等学校)

〈アルゴリズム部門〉

【優勝】
「とろろ」チーム(静岡県立浜松工業高等学校)
【準優勝】
「勝てるんじゃなイカ!?」チーム(静岡県立磐田東高等学校)
【第3位】
「デルタフォース」チーム(学校法人高倉学園 豊橋中央高等学校)
【スズキ教育ソフト賞】
「TTO」チーム(静岡県立掛川工業高等学校)

 

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