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iPad専用アプリケーション
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概要
学習目的に沿って用意された〈道具〉をiPad上で操作
考えたり、友だちに説明できる
様々なオブジェクトを動かしたり、自分の考えを書きこんだりして、友だちに説明するツールです。
iPad上での具体的な操作は、子どもたちが問題解決のための筋道を、目に見える形で様々に試行錯誤することを可能にします。
『QB説明 算数』シリーズは、学習指導要領に基づき、
領域や学年別の指導に合わせたツールのセットとして提供されます。
堀田 龍也 東北大学大学院情報科学研究科 教授 博士(工学)
推薦の言葉:
「フューチャースクール推進事業」や「学びのイノベーション事業」などの実証研究が国によって行われ、現在では各自治体によってタブレットPCの導入が進んでいる状況です。これらの実証研究を通じて、タブレットPCなどの新しいIT機器の活用についても課題が明らかになりました。なかでも、タブレットPCで使う子ども用のツールや教育コンテンツの不足は大きな問題です。パソコン教室での学習で使うようなコンテンツはたくさんあるのですが、普通教室での教科授業で使うことを前提にしたツールが不足しているのです。
【QB説明】シリーズは、こうした課題に応えるものです。
タブレットPCが特に効果を発揮するのは、子どもの個別学習や、子ども同士が自分の考えを説明し合うといった場面です。【QB説明】は、こうした場面での活用を考えて開発されています。【QB説明】シリーズは、教科書の一部を取り出してきたかのように、そこにある様々なオブジェクトを動かしたり自分の考えを書き込んだりして、友だちに説明するツールです。子どもたちは直感的で簡単な指の操作で、オブジェクトを自由自在に動かしながら、考え、説明していくことができます。また、子どもの【QB説明】の画面を電子黒板で映せば、すばやく簡単に子どもの意見や考えをクラス全員が共有できます。
こうした活動を通して、算数という教科に必要な数学的な概念や考え方を自然と身に付けることができるはずです。
iPadという優れたICT機器の利用を考える先生方が、【QB説明】シリーズを活用して、教育的な効果をあげられることを期待します。
製品概要
・領域や学年ごとの教材に合わせたツールが利用できます。
・授業の展開に合わせて、「きほん」や「はってん」などの学習モードを選択できます。
・子どもたちの考える筋道に合わせて〈道具〉や〈台紙〉を選んで、利用することができます。
・Touch UIの特徴を最大限に活かした、分かりやすく操作しやすいツールです。
・机の上にノートのように平らに置いて操作することができるため、友だち同士で説明し合うことができます。
・デスクトップPCやノートPCと異なり、準備や起動に時間がかからず、場所を選ばずに活動できます。
・自分の考えた筋道を、専用ケーブルで電子黒板やプロジェクターなどに接続することで、簡単に発表を行うことができます。
※iPad1は接続できません。
『6年 対称な図形』について
小学校6年の算数における子どもたちの学習を支援するアプリです。
用意されたアルファベットの文字や家紋、地図記号、様々な形の図形などのオブジェクトをiPad上で操作しながら、自分で考えたり、友だちに説明したりすることができます。
「対称な図形」は、以下の4つの内容で構成されています。
・仲間分けしてみよう
アルファベットの文字には、たてや横に折ったり、回転させたりすると、ぴたりと重なるものとそうでないものがあることを確かめたり、説明したりすることができます。
また、台紙を使って、重なるものと重ならないものなどに仲間分けすることができます。
・線対称な図形
家紋や地図記号、チョウや飛行機、様々な形の図形など、身近にある形をたてや横に折って、ぴたりと重なるかどうか(線対称かどうか)確かめることができます。
また、三角定規やコンパスなどをつかって線対称な図形の性質を調べることができます。
さらに、その性質を利用して、三角定規やコンパスなどを使って、線対称な図形を作図することができます。
・点対称な図形
家紋や地図記号、チョウや飛行機、様々な形の図形など、身近にある形を180°回転させたとき、ぴたりと重なるかどうか(点対象かどうか)確かめることができます。
また、三角定規やコンパスなどをつかって点対称な図形の性質を調べることができます。
さらに、その性質を利用して、三角定規やコンパスなどを使って、点対称な図形を作図することができます。
・見つけてみよう
身の回りにある図形(黒板や窓、時計など)を写真にとって、これを切り取って、折ったり回転させたりして、線対称な図形か、点対称な図形か確かめることができます。
主な機能
〈学習モード〉
各内容の中で学習の進め方に合わせて「きほん」「はってん」などのモードに分かれています。
〈道具箱〉
〈道具箱〉の中にはいろいろな〈道具〉が用意されています。
必要なものを画面上に出したりしまったりしながら操作を行うことができます。
〈台紙〉
配置された図形などを仲間分けするのに使います。
〈動かす〉
画面上のいろいろな〈道具〉を動かしたりしまったりすることができます。
〈折る〉
アルファベットの文字や家紋、地図記号、様々な形の図形などを、たてや横に折ることができます。
〈回転する〉
アルファベットの文字や家紋、地図記号、様々な形の図形などを、対称の中心を起点に回転させることができます。
〈書く〉
指を使って様々な色で文字などを書いたり、消したりすることができます。
使い方に決まりはありませんので、授業の展開や子どもたちのアイデアに合わせた工夫ができます。
動作環境
- ※「QB説明」は、スズキ教育ソフト株式会社の商標です。
- ※iOS、iPadは、Apple Inc.の商標です。