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平成24年度 情報教育対応教員研修全国セミナー

伝える活動ワークショップ2012 開催のご案内

新学習指導要領にも記されているように、学校の教育活動において基礎的・基本的な知識及び技能の習得だけでなく、それらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力を育むことも重要だと考えられています。
本セミナーでは、新聞制作・プレゼンテーション・リーフレット制作をメインとし、必要なチカラを育むことの必要性や実現するための授業デザインを趣旨説明、ワークショップ、鼎談を通して実感していただきます。
ぜひこの機会に、教育委員会、教育事務所、教育センター、教育研究所の指導主事の方々及び小・中学校の教員の方々には、是非ご参加賜りますようご案内申し上げます。

 セミナー各会場の詳細、お申し込みにつきましては、以下の案内ページをご覧ください。

8/25 横浜会場 【終了しました】

 

子どもたちの「伝える活動」を充実させよう!

中川 一史 先生(放送大学 教授)

2008年1月17日に出された中央教育審議会答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について」の教育内容に関する主な改善事項によると、以下のように言語活動の充実が強調されています。

◆言語は、知的活動(論理や思考)やコミュニケーション、感性・情緒の基盤であり、国語科において、これらの言語の果たす役割に応じた能力、感性・情緒をはぐくむことを重視する。

◆各教科等においては、国語科で培った能力を基本に言語活動を充実することの必要性を十分に理解し、言語活動を各教科等の指導計画に位置付け、授業の構成や進め方を改善する必要がある。

 学習指導要領でも、国語以外の教科においても、言葉を中心とした連続型テキストと図表などの非連続型テキストを活用しながら言語活動を充実する旨の表記が見られます。例えば、「算数科新学習指導要領 第4章指導計画の作成と内容の取扱い 2内容の取り扱いについての配慮事項(2) 考えを表現し伝え合うなどの学習活動」において、「( 2) 思考力、判断力、表現力等を育成するため、各学年の内容の指導に当たっては、言葉、数、式、図、表、グラフを用いて考えたり、説明したり、互いに自分の考えを表現し伝え合ったりするなどの学習活動を積極的に取り入れるようにすること。」とあります。

 しかし、表面的に「調べて、まとめて、発表」をしても、子どもたちに伝える力はつきません。
 本セミナーでは、特に、新聞制作・プレゼンテーション・リーフレット制作という活動を想定しながら、

◆上記の映像や図表と言葉の行き来を、授業で教師はどのように配慮していくのか

◆相手意識、目的意識をどのように持たせながら授業デザインしていくのか

などについて、趣旨説明、実技をともなったワークショップ、そして鼎談を通して考えます。
 これからの授業の参考になることを期待して、会場でお待ちしております。ぜひ申し込みを!

 

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