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2019年度 情報教育対応教員研修全国セミナー

伝えるチカラ育成セミナー

セミナー内容

AI時代に求められる「情報活用能力の育成」を考える
~思考する・判断する・表現する場面を想定して~

AI時代に求められる「情報活用能力」とはいったいどのようなものか、さまざまな場所で議論されているものの、実際にはまだ明確にはなっていないのが現状ではないでしょうか。すぐそこまできているAI 時代の到来に向けて、今育むべき「情報活用能力」についてじっくり考えていただく時間を設けたいと考え、このセミナーを企画いたしました。
子どもたちが生きていく少し先の未来を想像し、一緒にわくわくしませんか。多くの先生方のご参加をお待ちしております。

基調講演 (13:10~13:40)

講師

放送大学 教授
中川 一史 先生

模擬授業 (13:50~14:50)

2つの会場に分かれ、模擬授業を行います。

授業者

岩美町立岩美中学校
岩﨑 有朋 先生

中学3年 理科
「月の見え方」
身近な天体の月だが、その満ち欠けは小学校から学んでいます。中学校では見かけの動きとその原因となる公転・自転という運動との関連を学びます。その内容をいくつかに分けて学び、それを持ち寄って新しい知を作ります。お互いに学び合う良さの中に、情報活用能力を育む場面をどのように組み込むか。模擬授業を通してみなさんと考える時間にしたいと思います。
使用アプリケーション E-REPORT COMP

放送大学大学院(前金沢市立大徳小学校教諭)
山口 眞希 先生

小学校 国語
「令和時代に求められる『新教科』をすいせんしよう」
事物を推薦するためには根拠を持って相手を説得することが必要であり、その事物にまつわる情報を収集・選択し、提示する資料や伝え方を吟味することが大切です。これらの活動を通して情報活用能力の育成が期待できます。
また、ICTを活用することで情報が豊かになり、表現方法の選択肢も増えます。
子どもの目線で体験し、教師の目線で指導のポイントについて一緒に考えましょう。
使用アプリケーション キューブきっず

実践紹介 (14:55~15:55)

複数の会場に分かれ、実践紹介を行います。

発表者

関西大学初等部
山本 直樹 先生

小学4,5年 理科
「学びの"共有"で高める理科学習」
4年生の実践では、グループごとに育てている野菜作りの流れをE-VOLVOXの階層構造を利用してリングにまとめ、他グループと共有します。また、5年生の実践では、メダカや人間などさまざまな生物の誕生までの過程をE-VOLVOXの階層構造を利用してリングにまとめ、他グループのリングと共有します。
※E-VOLVOXの機能の1つ
使用アプリケーション E-VOLVOX

さとえ学園小学校
山中 昭岳 先生

小学4~6年 総合的な学習の時間
「"ふりかえり"をアップデートする ~自ら課題を設定する~」
主体性を育むためには、目標設定とふりかえりが大切である。
本校では、PDCAサイクルを促す思考ツールであるKPTシートをふりかえりに活用している。
これにより新しい課題をみつけるためのふりかえりをめざしているが、なかなか具体的な次の一歩を見出すことにはつながらない。
そこで、E-VOLVOXを活用することで、多面的な視点で自らのできたこと、できなかったことを分類し、整理していく中で自らの特徴がみえてきて、具体的な課題設定へとつながった。
使用アプリケーション E-VOLVOX

浜松市立雄踏小学校
菊地 寛 先生

小学4年 総合的な学習の時間
「ユニバーサルデザインから学んだことを伝えよう」
自ら課題を見つけることができるようになること、集めた情報の中から、必要な情報を整理して発信できるようになることを学習目標に設定し、ユニバーサルデザインで学んだことから課題となることをポスターにまとめて、発信をしました。
使用アプリケーション キューブきっず リーフレット

同志社中学校
反田 任 先生

中学1~3年 プログラミング講座(特別授業)
「iPhoneアプリを制作する」
中学1年生から3年生までの生徒が混在する特別授業では「アプリ開発」に取り組んでいます。
今回はアプリの一連の動作を考えるために思考を階層的に見える化するE-VOLVOXを活用します。
制作するアプリの全体像を把握しながら開発に取り組むことができるので、アプリの動きをイメージしながら修正なども可能です。
プログラミングと思考をE-VOLVOXでうまくリンクさせてみたいと思います。
使用アプリケーション E-VOLVOX

横浜市立宮谷小学校
近藤 睦 先生

小学4年 国語・社会・総合的な学習の時間
「教科を横断して情報活用能力を育む授業デザイン」
小学校4年国語科・社会科・総合的な学習の時間を組み合わせた学習の中で、子どもたちが目的意識・相手意識をもって情報発信を行い、それぞれの教科での力をつけていくことを狙った授業実践です。
使用アプリケーション キューブきっず 新聞

金沢大学附属小学校
福田 晃 先生

小学3,4年複式学級 総合的な学習の時間
「観光アプリを開発しよう」
総合的な学習の時間においてプログラミング教育実践を行いました。
今回の実践のポイントは、探究的な学習サイクルの中にプログラミング教育を位置付けたことと、E-VOLVOXを活用してプログラミング的思考を可視化したことです。
使用アプリケーション E-VOLVOX

他1名

総括パネル (16:05~17:00)

コーディネーター:放送大学 教授 中川 一史 先生

パネリスト

金沢星稜大学 前教授
佐藤 幸江 先生

武蔵大学 教授
中橋 雄 先生

茨城大学 准教授
小林 祐紀 先生

  • 模擬授業、実践紹介の講師はコマ毎に異なります。
  • プログラムは予定のため、変更する可能性がございます。

パンフレットダウンロード

1.3MB

スケジュールダウンロード(模擬授業・実践紹介)

0.7MB

セミナー要項

日時
2019年7月29日(月) 13:00~17:00
会場
品川フロントビル会議室
東京都港区港南2-3-13 品川フロントビルB1階
主催
一般社団法人 日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)
共催
日本教育工学協会(JAET)
後援(予定)
文部科学省、総務省、経済産業省、東京都教育委員会、
千葉県教育委員会、茨城県教育委員会、埼玉県教育委員会、
栃木県教育委員会、群馬県教育委員会、山梨県教育委員会
※現在申請中のため予定と記載しています。
協力
スズキ教育ソフト株式会社、株式会社鈴木楽器製作所、
鈴木楽器販売株式会社
参加費
無料
定員
100名
お申込多数の場合は先着順とさせていただきます。
  • 講師や内容、時間等は変更する可能性があります。

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セミナーレポートを掲載いたしますので、今しばらくお待ちください。

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